「西
日本ダービー」(15日、園田)
開催5日目の11Rで行われ、1番人気に推された金沢の
スーパーバンタムが2番手から直線で抜け出し、昨年12月から8連勝、重賞は5連勝で制覇した。2着は8番人気で高知の
フィールマイラヴが逃げ粘り、3着には6番人気で笠松の
アイファーエポックが5番手から直線で外を伸びて続いた。
7連勝の快進撃で挑んだ
スーパーバンタムの勢いが違った。7回目にして金沢勢からの初勝利。「こんな馬がいるんだな。感謝しかない」と鈴木正師。西日本地区で3歳世代の頂点に立った愛馬の活躍に驚くばかりだ。
レースは思惑通りの展開。逃げた
フィールマイラヴを
スーパーバンタムは2番手で追走。「前の様子を確認して、自分のペースで回れた。前走ほどの手応えがなく、早めに最終3角手前から仕掛けた」と青柳正。直線で2頭の一騎打ちを首差で制して「最後は馬の勝負根性」と鞍上は絶賛した。
3歳になった今年は無敗の活躍。「道中は落ち着いて脚をためられるようになったのは成長」と青柳正。次走は未定。「これ一本に目標を絞っていた。十分に休みを取りながら」とトレーナー。連勝更新にふさわしい舞台を模索する。
提供:デイリースポーツ