先週の土曜中京8Rで、節目のJRA通算700勝を達成した藤岡康太騎手(33)=栗東・フリー。レース後に行われた記念セレモニーでは、たくさんの仲間に祝福され、「数多くいい馬に乗せていただきましたし、もっと早く達成したかったですね。大きいケガや持病があった中で、復帰のたびに多くの方々に支えていただいて感謝しています」と、笑顔をはじけさせた。
今年は既に交流重賞Vを含む41勝を挙げ、16年にマークしたキャリアハイの62勝超えを意識できるところまで来ている。「トレーナーの方と試行錯誤して、乗り方を変えたりもしました。その部分がかみ合いだしているのかな」。好調の要因をこう分析すると、「関係者やファンの方に信頼されるジョッキーになりたいのが一番。その延長線上にGIがあれば。もう一度、勝ちたいですね」と、さらなる高みを見据えた。
今週は月曜中京3R
ラスハンメルや9R
リアドなど、楽しみな馬がめじろ押し。09年NHKマイルC以来となる
ビッグタイトル制覇への思いを胸に、白星をまたコツコツと積み重ねてゆく。
提供:デイリースポーツ