10月2日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(仏G1)への出走を予定している
タイトルホルダー(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)が、現地
シャンティイの
小林智厩舎に到着した。17日、
JRAがホームページ上で発表した。
16日の9時20分に成田国際空港を出発。同日の現地時間16時25分(日本時間23時25分)にフランスの
シャルル・ド・ゴール国際空港へ降り立つと、そこから
シャンティイへ移動。同日18時43分(日本時間17日1時43分)に
小林智厩舎へ到着した。
【塚田竜調教助手のコメント】
「多くの方々の協力があって、大きな問題なくフランスに到着することができました。
馬の状態を見ながら、レースに向けて調整していきます」
タイトルホルダーは父
ドゥラメンテ、
母メーヴェ、母の
父Motivator。半姉に
JRA最少馬体重勝利記録を持つ
メロディーレーンがいる血統。
2020年10月にデビュー戦を迎え、昨年の
弥生賞(GII)で重賞初制覇。牡馬クラシック三冠を皆勤し、
皐月賞(GI)では2着。
菊花賞(GI)では積極策から後続を寄せ付けず、5馬身差の逃げ切りでGI初制覇を果たした。今年の始動戦となった3月の
日経賞(GII)を勝利すると、続く5月の
天皇賞・春(GI)では7馬身差の圧勝。6月の
宝塚記念(GI)では2番手追走から進出し、2分9秒7のレコードタイムでGI・3勝目を挙げている。
16日に発表されたロンジンワールドベストレースホースランキングではレーティング124
ポンドを獲得し、日本馬として首位となる6位タイにランクイン。
凱旋門賞に際して、大手ブックメーカー4社では、
ルクセンブルク、
アルピニスタ、
トルカータータッソに次ぐ4番人気に位置づけられている。
(
JRAのホームページによる)