中山11Rの第76回
セントライト記念(3歳GII・芝2200m)は3番人気
ガイアフォース(
松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒8(稍重)。アタマ差の2着に1番人気
アスクビクターモア、さらに3馬身差の3着に2番人気
ローシャムパークが入った。
ガイアフォースは栗東・
杉山晴紀厩舎の3歳牡馬で、父
キタサンブラック、
母ナターレ(母の
父クロフネ)。通算成績は5戦3勝。
レース後のコメント
1着
ガイアフォース(
松山弘平騎手)
「良いポジションにつけられましたし、手応えも良かったので、相手を倒しに自分から動いて行きました。本当に最後までよく頑張ってくれて、凌いでくれたと思います。スタート次第ではありましたが、枠も良かったですし、人気馬を見ながら進むことができたので、脚もしっかりたまりました。最後追ってからも良い反応で、強い競馬をしてくれたなと思います。本当に強い馬ですし、少し怪我などもありましたが、陣営が一生懸命ここまで復帰させてくれまして、これだけ素晴らしい状態で戻ってきました。まだまだやれる馬だと思いますので、これからも一緒に歩んでいきたいなと思います」
(
杉山晴紀調教師)
「最後は力で実績馬を抑えて勝ち切ってくれました。雨もこれ以上降ると心配でしたが、10レースを見ていて、何とかこの馬のパフォーマンスを発揮してくれるだろうと思いました。無事に本番まで行ってくれて、あとは力でこなしてくれればと思います」
2着
アスクビクターモア(
田辺裕信騎手)
「目標にされたようでした。道中不利はなかったですし、ここはあっさりと勝ちたかったです。レースは良い感じで運べたのですが......」
3着
ローシャムパーク(C.
ルメール騎手)
「一生懸命走りました。勝ち馬の後ろ、ちょうど良いポジションにつけられましたが、勝負どころで
ギアアップできませんでした。初めての重賞で仕方ないところがあるとは思います」
7着
オニャンコポン(
菅原明良騎手)
「馬にはやる気があり、フレッシュでした。控えずに前に行きましたが、距離がちょっと長いのか、最後少し苦しくなりました」
8着
キングズパレス(
松岡正海騎手)
「スタートが誤算でした。スタートして離されてしまい、途中で脚を使いました。そのため最後脚を使えませんでした」
9着
ショウナンマグマ(
横山武史騎手)
「思った通りの競馬はできました。背中の良い馬です。ただ距離が長いようで、残り400mでスタミナがなくなりました。今のところ1800mまででしょうか」
ラジオNIKKEI