中京11Rの第70回
神戸新聞杯(3歳GII・牡牝・芝2200m)は5番人気
ジャスティンパレス(
鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分21秒1(良)。3馬身半差の2着に12番人気
ヤマニンゼスト、さらに半馬身差の3着に4番人気
ボルドグフーシュが入った。
ジャスティンパレスは栗東・
杉山晴紀厩舎の3歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母パレスルーマー(母の
父Royal
Anthem)。通算成績は6戦3勝。
レース後のコメント
1着
ジャスティンパレス(
鮫島克駿騎手)
「強かったです。力のある馬だというのは分かっていましたし、直線で抜け出すときはいい加速力でした。
これだけの馬に乗せてもらえてよかったです。3週連続で追い切りに乗せていただき、それ以外でもゲート練習に行ったり、
杉山晴紀調教師や厩舎サイドと話し合いをしながらいい形で競馬に挑むことができたので、初騎乗でしたが何も不安なく騎乗することができました。
この土日に中京競馬場で騎乗していて、時計も速く、ある程度のポジションにつけていかなければいけないと思っていたので、思った通りのポジションが取れました。
2歳の頃からGIで2着、今年の春もクラシックで戦ってきた馬で、僕にとって最大のチャンスを頂けて、そのチャンスを生かせましたし、次にもし継続して乗せてもらえるならまた全力で頑張りたいと思います」
2着
ヤマニンゼスト(
武豊騎手)
「内でじっとして直線に賭けました。上手く嵌った感じはありましたが、いい馬です。乗り味も良く距離は延びても大丈夫です」
4着
ジュンブロッサム(
坂井瑠星騎手)
「いいポジションでレースを進められました。1コーナーから2コーナーで力むところがありましたが、その後は落ち着きました。最後脚を使いましたが、止まってしまったのは距離が少し長いのかもしれません。馬はすごくいい馬です」
5着
ヴェローナシチー(
団野大成騎手)
「具合も良くいい勝負ができると思っていました。若干ペースが緩く上がりの競馬になりましたが、脚は使えています。4コーナーでゴチャつく場面はあり、スムーズさに欠けました。もう少し馬も反応があってもいいのかなというところはあったのですが久々ですからね。次は良くなると思います」
6着
リカンカブール(藤岡康太騎手)
「返し馬から具合の良さは感じていました。その分進みも良くてスタートからリズム良く進んでいきました。並び的にも押し出される形でした。初めての形でも戸惑わず上手に走ってくれました。最後は少し苦しくなりましたが、まだまだ良くなってきそうです」
7着
パラレルヴィジョン(C.
ルメール騎手)
「重たかったです。中京は合っていません。長い直線が必要です。反応が早くありません。広い競馬場がいいですね」
8着
プラダリア(
池添謙一騎手)
「返し馬の感じもまだ緩さもあって、ダービーに向かう時より物足りなさを感じました。どれだけ頑張ってくれるかと思いましたが、勝ち馬のうしろにつけたので位置は良かったと思います。勝負どころで動けず反応が返ってくるところが無くジリジリとなってしまいました。使いつつ良くなってくる馬、変わり身に期待です」
ラジオNIKKEI