中山11Rの第68回
産経賞オールカマー(3歳以上GII・芝2200m)は5番人気
ジェラルディーナ(
横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒7(良)。1馬身半差の2着に6番人気
ロバートソンキー、さらに1馬身1/4差の3着に7番人気
ウインキートスが入った。
ジェラルディーナは栗東・
斉藤崇史厩舎の4歳牝馬で、父
モーリス、
母ジェンティルドンナ(母の
父ディープインパクト)。通算成績は15戦5勝。
レース後のコメント
1着
ジェラルディーナ(
横山武史騎手)
「今年、去年に引き続いて、沢山いい馬に乗せて頂いている中で、自分として本当に良い結果が出せなくて、乗せて頂いた方、応援してくれた方に申し訳ない気持ちでしたから、こうして結果を出すことができて嬉しく思います。
前走で騎乗していた福永騎手から話を聞いた中で、この馬の癖だったり特徴を生かし、この枠でどういう競馬をすればいいかを自分なりに考えて、理想的なポジションで競馬をすることができましたし、最後の伸びは、僕が思っている以上の良い伸びでした。
最後の直線は、狭いところになりましたが、よくこじ開けてくれたと思いますし、抜け出してからもしっかり走ってくれたので、馬の頑張りに感謝です。
馬場に入ってからの
テンションの高さが短所になってきてしまうかなと思いますが、スタートを切ってからは優等生で真面目ですし、距離的に折り合いを心配していたのですが全然そんなことはなく、走ってしまえば優等生、そこが強みだと思います。
若い女の子ですし、まだまだ成長できる部分が沢山あると思います。僕がそれをもっと生かして競馬ができればと思うので、僕自身がもっと成長して頑張っていきたいと思います」
3着
ウインキートス(
松岡正海騎手)
「こういう競馬は得意です。休み明けにしては良く頑張っていると思います」
5着
テーオーロイヤル(
菱田裕二騎手)
「返し馬に行った時に迫力を感じませんでした。これが休み明けの感じかなと思いました。道中もいつもに比べるとやや手応えがありませんでした」
6着
デアリングタクト(
松山弘平騎手)
「比較的落ち着いていて、返し馬も良い形でした。道中もリズム良く折り合いがついて、自分のリズムを守ってレースをしました。ポジションはあまり意識せずにリズム重視で乗りました。
決して良いポジションではありませんでしたが、リズムの良さなどを考えるともう少し伸びてもいいはずだと思います。調教も前走より動けて、状態が上向いているのを感じました。
ここは楽に勝ち負けしたかったのですが、最後は前を交わすのがやっとでした。これだけの人気馬で結果を出せず申し訳ありません。また仕切り直したいと思います」
(
杉山晴紀調教師)
「ゲートを出て、外に行きたい馬が多く、そこはパスして後ろでした。
道中は手応えも良く、イメージ通りでした。ただ、上がっていく時に、いつもの感じとは違いました。
それでも好調な時ならもう少し脚を使えたと思います。休み明けのせいでしょうか?今日は少しおとなしかったです。良い時は騎手が手を焼くほどの馬なのに、そのらしさがありませんでした」
7着
ヴェルトライゼンデ(
戸崎圭太騎手)
「スタートは出てくれましたが、もう少し良いポジションにつけられれば良かったです。後ろから外を回す形になりました。手前を替えづらく、緩さも感じました」
ラジオNIKKEI