今年の春に
大阪杯を勝ち、GIホースとなった
ポタジェ(栗東・
友道康夫厩舎)。秋の緒戦は
毎日王冠(10月9日・東京芝1800m)への出走を予定しており、今朝28日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
吉田隼人騎手が跨り、CWでの3頭併せ。今朝は
ルモンドブリエと
サトノグランツの新馬の2頭が先行して、それらを一番後ろから追走。向正面では先頭との差が7馬身ほどあるかなといった感じ。
コーナーでは内を回ったので、ここで前との差を詰めていて、最後の直線に向いた時にはいつでも前に並びかけていけるような手応え。仕掛けるというよりも、馬自身が気持ちの入った走りができていて、ラスト1F標識でジョッキーが手綱を動かすと、きっちりと加速して、ゴールでは3頭が並んでフィニッシュしている。
時計は6F82.7〜5F67.5〜4F52.5〜3F37.8〜2F23.5〜1F11.6秒。個人的には馬場入りした時の雰囲気が先週よりも良く、あらかじめ期間に余裕を持った調整によって、無理なく上昇している様子を感じることができた。
(取材・文:井内利彰)