◆第56回
スプリンターズS・G1(10月2日、中山・芝1200メートル)追い切り=9月28日、美浦トレセン
春の
高松宮記念・G1を制し、史上6頭目の春秋ス
プリントG1制覇を狙う
ナランフレグ(牡5歳、美浦・
宗像義忠厩舎、
父ゴールドアリュール)は、美浦・Wコースで3頭併せ馬。
丸田恭介騎手を背に先頭の
ナンヨーヴィヨレ(4歳2勝クラス)から5馬身離れた最後方からスタートした。
道中はリズム良くマイペースに運びながら差を徐々に詰めると、直線には2頭と並んで進入。最内から馬なりで脚を伸ばし、
ナンヨーヴィヨレと併入、
バルバレスコ(5歳2勝クラス)に2馬身先着した。タイムは5ハロン68秒―12秒0。
「実戦を想定して前に2頭を置いた」と
宗像義忠調教師。「馬なりでも動きは良かった。いい感じに戻ってきた」と、状態アップの手応えを感じ取っていた。
今回は全6勝のうち1勝と、得意とは言えない右回りだが「経験を積んで、右回りも克服できるようになってきた。順調に調整してこられたし、こなしてくれると思う」と期待した。
スポーツ報知