10月2日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(3歳上牡牝・仏G1・芝2400m)。日本から
タイトルホルダー(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)、
ドウデュース(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)、
ディープボンド(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)、
ステイフーリッシュ(牡7、栗東・
矢作芳人厩舎)と、日本馬4頭が出走する。
発走時刻は日本時間23時05分を予定。当記事では、
凱旋門賞に出走を予定する海外の主な強豪馬のプロフィールを列挙する。
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ルクセンブルク(牡3、56.5kg、愛・A.オブライエン厩舎)
父
Camelot、
母Attire、母の
父Danehill Dancerという血統の愛国産馬。昨年7月のデビュー戦から3連勝でフューチュリティT(英G1)を制すると、今年の始動戦となった4月の英2000ギニー(英G1)で3着。アク
シデントにより英ダービーを回避したが、8月の愛G3で復活の白星を挙げると、前走の
愛チャンピオンS(愛G1)では激しい叩き合いの末にG1・2勝目を飾っている。
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アルピニスタ(牝5、英・M.
プレスコット厩舎)
芦毛の5歳牝馬。父
Frankel、
母Alwilda、母の父Hernandoという血統の英国産馬で、昨年7月に本格化を迎え重賞初制覇を飾ると、G1を3連勝し2021年シーズンを終える。今年7月の始動戦となった
サンクルー大賞(仏G1)を完勝し、続くヨークシャー
オークス(英G1)も切れ味鋭い末脚で他馬を差し切った。G1・5連勝の実績を提げて今回の
凱旋門賞に臨む。
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トルカータータッソ(牡5、独・M.ヴァイス厩舎)
父
Adlerflug、
母Tijuana、母の父
Toylsomeという血統のドイツ産馬。昨年は伏兵評価を覆し、2011年
デインドリーム以来のドイツ馬による
凱旋門賞制覇を果たした。今年5月の復帰戦では6着に敗れたが、続く7月のハンザ大賞(独G2)を快勝。
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(英G1)、連覇を狙ったバーデン大賞(独G1)でいずれも2着と好走し、
凱旋門賞連覇に挑む。
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ヴァデニ(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)
父
Churchill、
母Vaderana、母の
父Monsunという血統の仏国産馬。今年の仏ダービー(仏G1)で後続に5馬身差をつける圧勝を飾りG1初制覇を果たすと、続く7月の
エクリプスS(英G1)では古馬を一蹴しG1連勝を飾った。当初は英チャンピオンS(英G1)への出走を表明していたが、「より馬場の良い方を」という陣営の方針で
凱旋門賞への電撃参戦が決定した。
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ミシュリフ(牡5、英・J&T.ゴスデン厩舎)
父
Make Believe、
母Contradict、母の
父Raven's Passという血統の愛国産馬。芝・ダートを問わず数々の大レースを制した
オールラウンダーで、ダート1800mの
サウジカップ、芝2100mの仏ダービー、昨年のドバイシーマC(首G1)では
クロノジェネシスや
ラヴズオンリーユーなどを退けて勝利を収めている。パリロンシャン競馬場は初参戦。鞍上はW.ビュイック騎手が務める。
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オネスト(牡3、仏・F.シャペ厩舎)
昨年9月にデビュー。今年5月の仏G2で重賞初制覇を果たすと、7月のパリ大賞(仏G1)を勝利しG1ホースの仲間入りを果たした。パリ大賞の2着馬
シムカミル(牡3、
Simca Mille)はニエル賞(仏G2)を勝利。4着馬
エルダーエルダロフ(牡3、
Eldar Eldarov)は英セントレジャー(英G1)を勝利している。前走の
愛チャンピオンSでは、
ルクセンブルクとの叩き合いの末2着に惜敗。大舞台での巻き返しに期待がかかる。