みなさんこんにちは!薄井しお里です。
すっかり秋になりましたね。道を歩けば金木犀の香りが漂うそんな季節となりました。金木犀はとても思い出深い木です。実家の玄関横に植えられていたのでそれだけでも懐かしいのですが、高校時代の放送部の全国大会、朗読部門で読み上げた原稿も金木犀の香りが漂うシーンでした。毎年この時期になるといろんなことを思い出します。一年で一番好きな季節です。小粒の蜜柑色の花を鼻で追い、見つけた時の嬉しさ。控えめな花ですがしっかりと存在を主張してきてくれますよね。今週の競馬も何かの主張を取りこぼさないよう気をつけながら予想していきたいと思います。
さて、今週は
スプリンターズステークス・G1です。街の匂いや風景でもだいぶ秋を感じていますが、レース名でもだいぶ季節を感じられるようになりました。すっかり秋ですね。
今週私が選んだ穴馬は、
トゥラヴェスーラです。前走の
高松宮記念・G1は4着と惜しい競馬でした。ここのところ勝利はありませんが、重賞でも安定した走りを見せてくれています。重賞勝ちはないものの、惜しいなと思えるレースが続いたのでそろそろ開花するのではと楽しみな存在です。
中山でのレースは2020年4月の
春雷ステークス以来です。この時は4着でしたが、不得意な稍重でのレースだったことを考えると、まずまずの結果ですよね。レース当日の馬場状態も気になりますが、秋晴れが気持ちのいいこの季節、
トゥラヴェスーラが走りやすい馬場になるかもしれませんね。
今回の予想は若い馬で固めようかなと考えていたのですが、ベテラン感のある7歳
トゥラヴェスーラについ惹かれて穴馬に。データだけでなくこうビビッと感じる場合は、何かが起こる時だったりもするのですよね。人気がない時ほど好走してくれたりと、かなり現実感のあるリアルな穴馬だと思います。そして久々のアナウンサー泣かせの馬名。10回言えるかなとチャレンジしましたが5回目くらいでやめておきました。そんな時こそくるのですよね。取りこぼさないようしっかりと押さえておきたい存在です。
本命対抗単穴を念入りに練りながら、穴馬を組み合わせて今週も的中を目指します。(薄井 しお里)
◆薄井しお里(うすい・しおり)1990年5月28日、茨城県日立市生まれ。東北放送のアナウンサーからグラビアアイドルに転身。愛称は「うすしお」。趣味・特技はスポーツ観戦(主に野球)、料理(和食が得意)、洋裁、ピアノ、ものまね。リップ所属。DVD「濡染日記」が好評発売中。
スポーツ報知