◆第73回
毎日王冠・G2(10月9日、東京・芝1800メートル=10頭立て)
G1ホース4頭が参戦した伝統のG2は、19年
朝日杯FS覇者の
サリオス(牡5歳、美浦・
堀宣行厩舎、
父ハーツクライ、
松山弘平騎手)が直線で前を行く2頭の間を割って差し切り、一昨年の同G2以来2年ぶりとなる復活の重賞4勝目を挙げた。勝ち時計は1分44秒1(良)のコースレコード。同G2の2勝目は1988、89年連覇の
オグリキャップ以来で、隔年Vは史上初の記録となった。
半馬身差の2着に3番人気の
ジャスティンカフェ(
福永祐一騎手)が入り、さらに3/4馬身差の3着は4番人気の
ダノンザキッド(
戸崎圭太騎手)。昨年の
大阪杯を制したG1ホースの一角、
レイパパレ(
川田将雅騎手)はさらに1馬身差の4着にとどまった。
なおレース前には
ダノンザキッドが発馬機から飛び出すハプニングが発生し、当初の4番枠が破損したため、大外枠からの発走となった。
川田将雅騎手(
レイパパレ=4着)「昨年の
大阪杯の次に状態は良かったです。最後までしっかり走り切ってくれたし、速い時計の中で精いっぱいの走りをしてくれました」
スポーツ報知