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【秋華賞】美浦レポート プレサージュリフト

ラジオNIKKEI
  • 2022年10月12日(水) 11時43分
10月16日(日)に阪神競馬場で行われる第27回秋華賞(GI)に登録しているプレサージュリフト(牝3、美浦・木村哲也厩舎)について、追い切り後の木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

(前走のオークス5着を振り返って)
「しっかりとスタートを出てくれて、道中もかなり良いポジションで立ち回れましたが、最後の最後で踏ん張り切れなかったと思っています。しかし、その前走の桜花賞に比べて内容が非常に良くなりました。結果は残念で応援していただいたファンの皆さんには申し訳ない気持ちはあるのですが、馬自身は頑張ってくれたなと思っています」

(前走後の調整について)
「レース後、馬体チェックをして無事を確認してから、福島のノーザンファームに移動させていただきました。春は3回使わせていただいたので、その疲れを取ってもらいました。今回のレースの1ヶ月前に(厩舎に)連れてきて、調教させてもらっているという状況です」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)久しぶりにレースに出走することもあって、割と大きいフットワークで長い距離を走ってもらって、心肺系の基礎体力を上げられればなというイメージで調教を設定しました。(動きは)良かったです。彼女の動きの良さ、長所というのが出ていたので非常に満足行くものでした。

(最後追い切りの)内容は、併せ馬をして、週末の競馬に備えるという基本設定をやりました。道中の折り合いなどをリラックスして走りながら、最後は能動的に動いていくかどうかを見たかったので、スタッフにお願いし、今朝やらせてもらいました。(動きは)良かったですよ」

(春と比べての成長は?)
「馬体重の数字的な部分で言うと、そんなに大幅なプラスだったりマイナスだったりというのはあまり感じられません。見た感じは寂しさはないですし、毎日元気でいてくれて、元気に調教できて、要所要所の食欲もあって、調教師いらずのような感じです。そういう意味では、強い調教をしていても元気に毎日過ごしてくれているというのは、春より一段上がった印象があります」

(今回のレースに向けて)
「器用に立ち回らないといけない、自分本位の競馬で勝負できるというコース形態ではないと思っています。オークスでは割と上手くいっていたのですが、それを継続してやりたいなと思っています。スタートして、戸崎騎手がそんなに苦労なく取りたいポジションに馬を持って行けるような体調に持って行きたいと思っていて、そこを試行錯誤してやっているところです。全体からの位置取りもそうなのですが、戸崎騎手の意思の下で行きたいポジションに入れるような状態にしていきたいです。相手関係はびっくりしてしまうので見ないようにしています(笑)。

当然、美浦に素晴らしい二冠馬がいますし、各重賞戦線で走った馬たちが東西問わずいます。プレサージュも重賞を勝たせてもらっているので自信を持って臨みつつも、周りの各出走馬に関しては、二冠馬を含めて最大限の尊敬を持ちながら臨みたいと思います。クイーンカップで結構良い脚を使ったのを見て、心を揺れ動かしていただいて、ファンの多い馬ではあります。いろいろとお便りをいただいたり、ご声援をいただいたりしている馬で、普段から応援して下さっている皆さんの期待に何とか応えたいなと思って、やっています。

日曜日は良い脚を使えるように、しっかり管理していきたいと思います。最後の一冠で良い競馬ができるように頑張りたいと思いますので応援していただければなと思っています」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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