12日、川崎競馬場で行われた第21回鎌倉記念(2歳・重賞・ダ1500m・1着賞金1500万円)は、道中2番手に上がった左海誠二騎手騎乗の1番人気ヒーローコール(牡2、浦和・小久保智厩舎)が、逃げ粘る2番人気スペシャルエックス(牡2、北海道・田中淳司厩舎)を最後の直線コースで交わし、これに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒0(重)。

　さらに5馬身差の3着に3番人気デステージョ(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)が入った。

　勝ったヒーローコールは、父ホッコータルマエ、母アインライツ、その父ティンバーカントリーという血統。川崎コース4連勝で重賞初制覇を飾った。通算成績はこれで6戦5勝。

　2着までに入ったヒーローコールとスペシャルエックスは、12月14日に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿の優先出走権を獲得した。