現地時間13日、C.スミヨン騎手がキャプテンウィルズバ(牡2、Captain Wierzba)を管理するR.ベケット調教師に、
サンクルー競馬場までの輸送費を支払ったことが明らかになった。師が自身のTwitterにて発表し、英競馬
メディア『at the races』が報じている。
9月30日、仏・
サンクルー競馬場でのレースにて、スミヨン騎手が馬上でキャプテンウィルズバに騎乗したR.
ライアン騎手にひじ打ちをして落馬させる事故が発生。
落馬したR.
ライアン騎手は無傷であったものの、スミヨン騎手には60日間の騎乗停止処分が科せられた。また、今秋予定されていた短期免許での来日が取りやめとなり、
天皇賞・秋での
ジオグリフへの騎乗も白紙に。代わりに
D.レーン騎手の来日が決定している。
レース後、スミヨン騎手は深く反省し、キャプテンウィルズバのオーナーであるヴァルモン氏に返金する約束をしていた。
ベケット調教師は7278.74ユーロ(約105万円)の振込があったことを写真添付の上で明かし、「彼は約束を守った。私の考えとしてはこれですべてに区切りがついた」とコメントしている。