10月16日の阪神7R・3歳上1勝クラス(芝2400メートル=10頭立て)で2020年の三冠馬
コントレイルの全弟、
サンセットクラウド(牡3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、
父ディープインパクト)が直線での叩き合いを制し、2勝目を挙げた。勝ち時計は2分25秒3(良)。
道中は2番手から逃げる
テーオーソラネル(牡3歳、栗東・
須貝尚介厩舎、父
シルバーステート)。直線では馬体を並べた激しいマッチレースとなったが、最後に鼻差だけかわして、2勝目をつかんだ。前走の
神戸新聞杯では熱中症となり、13着と大敗したが、自己条件ではしっかりと結果を出した形だ。
騎乗した
坂井瑠星騎手は「持ち味であるしぶといところを生かしたレースができました。ラストも頑張ってくれたと思います」と振り返った。矢作調教師も「徐々に良くなってきている。地道にステイヤーとして、育てていきたい」と満足そうな様子。良血馬の今後に期待した。
スポーツ報知