阪神11Rの第27回
秋華賞(3歳GI・牝馬・芝2000m)は3番人気
スタニングローズ(
坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。半馬身差の2着に2番人気
ナミュール、さらにハナ差の3着に1番人気
スターズオンアースが入った。
スタニングローズは栗東・
高野友和厩舎の3歳牝馬で、
父キングカメハメハ、
母ローザブランカ(母の
父クロフネ)。通算成績は10戦5勝。
レース後のコメント
1着
スタニングローズ(
坂井瑠星騎手)
「嬉しいという気持ちが一番です。馬主さん、高野調教師、
スタニングローズに関わったすべての皆さんと、(師匠の)矢作先生に感謝したいです。
前回、操縦性の確認ができて、今日も落ち着いていたので、後ろになりすぎないように運びました。1、2コーナーで
アートハウスの後ろを確保できて、良いポジションだったと思います。
前回と反応が違って、これで負けたら仕方ないという反応でした。(
スターズオンアースが)内から来ていましたが、しっかり伸びていたので問題なかったです。
夢に見たGIの舞台で、最高でした。(
スタニングローズは)徐々に力をつけていますし、3歳牝馬で伸びしろはあると思いますし、これから頑張ってくれると思います」
2着
ナミュール(
横山武史騎手)
「惜しかったです。馬体重のプラス20キロは成長分でした。春より馬は良くなっていました。折り合いも雰囲気も良かったのですが、まだ完成途上で、左に逃げるアン
バランスなところがあります。一番の勝負どころで、遠心力もついて、左にモタれてしまいました。もったいなかったです。馬の成長を感じられたのは良かったです」
3着
スターズオンアース(C.
ルメール騎手)
「ゲートから一歩目が遅く、後ろからになりました。直線はいい脚を使ってくれたのですが、前の馬に届きませんでした。よく走ってくれました。スタートだけ残念です。状態は良かったです」
4着
メモリーレゾン(
古川吉洋騎手)
「上位の3頭は強かったですが、よく頑張っています。状態は上がっていました。いい競馬をしてくれています。惜しかったですが、今の時点では差があるのかもしれません。これからの馬です」
5着
アートハウス(
川田将雅騎手)
「とても具合良く競馬に向かえました。精一杯の走りをしてくれました」
6着
エグランタイン(
池添謙一騎手)
「体自体は返し馬でも緩さがありました。まだまだこれから成長していくところだと思いました。2走目でスタートの反応も良くポジションもいいところを取れるかというところで、勝ち馬に2コーナーから向正面で
アートハウスの後を取られてしまいました。そこが痛かったですね。それ以外は頑張って最後も踏ん張ってくれました」
7着
サウンドビバーチェ(
岩田望来騎手)
「出走できましたので、何とかいい結果を出したいと思っていました。先行して、道中はスムーズでした。最後の反応も良かったです。負けましたが、いい内容の競馬はできました」
8着
ストーリア(
松山弘平騎手)
「馬は力のあるところを見せてくれましたが、1コーナーの不利が痛かったですね」
9着
プレサージュリフト(
戸崎圭太騎手)
「スタートをちょっとうまく出せず、腹を括って最後の脚にかけましたが、ペースが落ち着いて、きつい競馬になりました。返し馬のフットワークは良く、もう少し伸びてもいいと思ったのですが......。広いコースのワンターンの方がいいのかもしれません」
11着
ウインエクレール(
松岡正海騎手)
「イレ込みました。それと経験不足です。いい経験を積めばいいですね。調子はもう少し上がりそうです」
12着
ウォーターナビレラ(
武豊騎手)
「やりたい競馬は出来ましたが、距離が長かったですね」
14着
ラブパイロー(
酒井学騎手)
「思っていたより、馬混みの中でもしっかり追走してくれました。ただ切れるタイプでは無いのでこのような形になると厳しいですね。自分の形になれば力を出すだろうという感触はありました」
16着
ブライトオンベイス(
秋山真一郎騎手)
「4コーナーまではリズム良くいけました。今日一度2000mをうまく
フィットして走ったことで、今後距離を詰めても楽に力まず走ってくれると思いますので今日のチャレンジは良かったと思います」
ラジオNIKKEI