芝・ダートを問わず数々の大レースを制してきた
オールラウンダー・
ミシュリフ(牡5、
Mishriff)が、現地時間11月5日にアメリカのキーンランド競馬場で行われる
BCターフ(米G1)でラストランを迎える。英競馬
メディア『Racing Post』が報じている。
ミシュリフは父
Make Believe、
母Contradict、母の
父Raven's Passという血統の愛国産馬。イギリスの名門・J&T.ゴスデン厩舎の管理馬。
2019年10月にデビューを迎え、3戦目に初勝利。翌2020年7月に仏ダービーを勝利しG1初制覇を果たした。その後、ダート1800mの
サウジカップ、芝2400mの
ドバイシーマクラシック、芝2050mの
英インターナショナルSを制覇。今年の
エクリプスSでは
ヴァデニの2着、
英インターナショナルSでは
バーイードの2着と、活躍を続けている。
同
メディアによれば、今年の
凱旋門賞に出走する以前に、2023年度より種牡馬として活動を始めるためにフランスのSumbeへ売却されていたとのこと。引退レースで有終の美なるか、要注目である。