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【浦和・埼玉新聞栄冠賞注目馬】3連覇を狙うタービランスと4連勝中のランリョウオー 軍配はどちらに

  • 2022年10月19日(水) 15時50分
 10月19日(水)に浦和競馬場で行われる埼玉新聞栄冠賞(3歳上・SIII・ダ2000m)。1991年の創設から1900mの距離で行われていたが、昨年から2000mに延長。浦和記念と同距離で行われる前哨戦となっている。

 今年は地元2頭の対決に注目したい。前走、長期休養から復帰しOP2着と好走みせた古豪タービランス大井記念東京記念と南関東のビッグレースを連勝しているランリョウオー。どちらに軍配があがるのか、はたまた超新星の誕生なるか。発走予定日時は20日(水)の15時55分。主な出走馬は以下の通り。

タービランス(牡9、浦和・水野貴史厩舎)
 
 9歳を迎えた古豪が3連覇に挑む。年齢を重ねるごとに大舞台で活躍を見せ、昨年の浦和記念で2着に好走。8歳にして初めて交流重賞で馬券圏内に入った。今年1月の川崎記念で競走中止して以降、長期休養に入っていたが、前走の武蔵野OPでは久々のハンデを感じさせない走りで2着に好走している。衰えを感じさせない大ベテランの走りに注目したい。

ランリョウオー(牡4、浦和・小久保智厩舎)

 古馬のビッグレースを連勝し地元浦和に凱旋。全日本2歳優駿で2着に好走するなど、若駒の頃から活躍。今年4月の幸OP勝利をきっかけに本格化し、5月の大井記念ではGI/JpnI馬3頭を破り古馬重賞初制覇を飾る。秋には初距離と休み明けを克服して東京記念を勝利し中長距離路線の頂点に立った。浦和2000mは4月の武蔵国OPで経験済みで、王者として負けられない一戦だ。

エルデュクラージュ(セ8、船橋・川島正一厩舎)

 JRAで7勝を挙げ、昨年の秋に南関東へ移籍。転入2戦目の報知オールスターCで2着に好走すると、続く川崎記念でもチュウワウィザードの2着に好走しダートグレード競走でも実力差がないことを証明。その後もダイオライト記念マーキュリーCで強敵相手に挑戦を続けている。初コースへの対応は鍵になるが、JpnI・2着の実力を発揮すれば初タイトル奪取の可能性は十分。

 その他にもJRAのオープンで活躍したライトウォーリア(牡5、川崎・内田勝義厩舎)、長距離巧者マンガン(牡5、船橋・石井勝男厩舎)、古豪リッカルド(セ11、船橋・佐藤裕太厩舎)などが出走予定。

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