10月16日に行われた
東京HJで9着となった
オジュウチョウサン(牡11、美浦・
和田正一郎厩舎)は12月24日に中山競馬場で行われる
中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m)へ。今日19日、放牧に出される。
同馬を管理する和田正師は「脚元に問題はありません。その後のことは分かりませんが、まずそこを目指して立て直しに全力を尽くします」とコメントした。
オジュウチョウサンは
父ステイゴールド、
母シャドウシルエット、母の
父シンボリクリスエスという血統。
2013年10月にデビュー。キャリア3戦目で障害に転向し、2015年2月に障害戦初勝利。2016年の
中山GJで初重賞制覇を成し遂げると2018年の同競走まで障害重賞9連勝を達成した。その後、
武豊騎手とのコンビで平地競走に再び挑戦すると2連勝したのち、同年の
有馬記念にも出走して大きな話題を呼んだ。
その後、2019年以降も障害戦で勝ち星を積み重ね、2020年11月の
京都ジャンプSで3着に敗れるまで障害重賞13連勝の大記録を打ち立てた。11歳となった今年の
中山GJでも、年齢を感じさせない走りを見せ白星を飾った。獲得賞金は9億4137万円で、障害GI・9勝としている。通算成績は39戦20勝(うち障害31戦18勝)。