障害G1を9勝している
オジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田正厩舎)が、次に予定している
中山大障害・JG1(12月24日、中山)で引退することが分かった。長山尚義オーナーは18日、「勝っても負けても次が最後になります。ここまで本当に頑張ってくれました」と次がラストランであることを明らかにした。
16年に
中山グランドJでJG1初制覇を達成後、障害重賞13連勝など、絶対王者として長きに渡って活躍してきた
ステイゴールド産駒。11歳を迎えた今年も春の
中山グランドJを制して存在感を示したが、秋初戦の
東京ハイジャンプ・JG2で9着と大敗し、オーナーサイドが決断したもようだ。
今後について長山オーナーは「種牡馬にしたい要望があればありがたいですし、自分でやる方法もあると思う。これだけの馬だから血を残してあげたいですからね」と愛馬への思いを口にした。前走後はいったん、美浦トレセンに帰厩して脚元に問題がないことを確認。19日に放牧に出て、12月24日のラストランに向けて調整される。
スポーツ報知