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【菊花賞】美浦レポート ドゥラドーレス(横山武史騎手)

ラジオNIKKEI
  • 2022年10月19日(水) 14時26分
23日(日)阪神競馬場で行われる第83回菊花賞(GI)に出走予定のドゥラドーレス(牡3歳 美浦・宮田敬介厩舎)について、共同記者会見での横山武史騎手のコメントは以下の通り。

「(1週前追い切りに騎乗して)北海道で競馬に乗せて頂き、ためてギュっと切れる馬ではないと思っているので、調教もジワジワ動くタイプだなと、あらためて確認しました。

僕自身、(この馬と)前走が初めての競馬でしたが、間違いなく能力はあると思っていたので、あとは進路をうまく見つけて、勝ち方、いい内容で勝てるかどうかが大きな焦点だと思っていました。

枠が極端な枠でしたし、ゲートの中で動く馬、課題がいくつかある中で、スタートを出て、馬群でしっかり折り合い我慢して、最後は馬の間を縫ってくるという、文句のつけようのない内容で勝つことができたと思います。

この馬が新馬戦を勝った時、2着馬に乗っていて、その時からすごく強い馬だなというイメージを持っていて、実際跨ってみたら想像以上で、トビの大きさがとにかくすごいですね。体を大きく使うのが上手い馬で、そこに強さがあると思います。

前走は折り合わせることをメインに競馬をしましたが、かかるシーンがありましたから、折り合いはかなり難しいかなと思います。

今回、馬具を牧場と厩舎サイドが話し合って変えてくれたので、ハミに対しての受け入れは北海道の時より良くなっていました。あとは距離が一気に1000m延びるので、そこはやってみないと何とも言えないところはありますが、調教までの段階であれば、いい状態で迎えられるのではないかと思います。

スタミナは問題ないと個人的には思っていますが、2000mでもかかるシーンがあったくらいですから、1000m延びる点は、折り合いが本当に心配です。そこだけが鍵になってくると思います。とにかくトビが大きいので、スムーズな競馬が出来たらと思っています。

あまり大雨には降ってほしくありません。可能であれば、偶数番の枠が欲しいです。去年のタイトルホルダーは、前哨戦が上手く乗れなかったので思い切った騎乗をと思ってああいう競馬になりましたが、ドゥラドーレスはまたタイプが違うと思いますし、馬の力を発揮できるように乗るだけだと思っています。

連覇どうこうはあまり気にしておらず、ドゥラドーレスとGIを勝ちたいなと、それだけです。距離も長く難しいレースだと思います。折り合いとか色々課題も多いと思いますが、そういった中でも自分自身、うまくドゥラドーレスを導いてあげられるよう、そして力を発揮できるよう、頑張って騎乗したいと思います」

(取材:中野雷太)

ラジオNIKKEI

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