「
天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
ダービー4着以来となる
ダノンベルーガは20日、美浦Wで
サイルーン(3歳1勝クラス)と併せ馬。2馬身追走する形でスタートし、直線でびっしり追われるパートナーに半馬身先着。6F79秒5-35秒7-11秒2の好タイムをマークした。
見届けた堀師は「きょうは直線でフルスピードに入れました。ラスト1F過ぎでステッキが1回入りましたが、ゴール板を過ぎてもしっかり駆け抜けていました。息は荒かったですが、これで良くなってくると思います」と追い切り内容に納得だ。
皐月賞4着、1番人気に支持されたダービーも4着。春は悔しい結果に終わった。ただ、
共同通信杯では斤量は1キロ軽かったとはいえ、
皐月賞馬
ジオグリフに完勝。距離短縮は間違いなくプラス材料だ。トレーナーは「春のクラシックの道のりは厳しかったけど、レースの疲れは取れています。結果を出して賞金を加算するためにも能力を出せる舞台に向けて、しっかり仕上げていきます」と反撃を誓った。
提供:デイリースポーツ