11戦10勝で競走馬のキャリアを終えた
バーイード(牡4、
Baaeed)が、イギリス・ノーフォークのシャドウェルスタッドで種牡馬入りすることがわかった。現地時間20日に英競馬
メディア『Racing Post』などが報じている。
なお、多くの人が注目する同馬の種付け料だがこちらは現時点では発表されておらず、今後に持ち越しとなった。
バーイードのオーナーであるシェイク・ヒッサ氏は取材の中で「彼を生まれ故郷のスタッドに迎え入れられることができてとても嬉しい」とコメント。また、
バーイードのキャリアに関わった全ての人に感謝したいとし、同馬とその関係者に改めて敬意を表した。
バーイードは父
Sea The Stars、
母Aghareed、母の
父Kingmamboという血統の英国産馬。全兄に今年のコロネーションC(英G1)を圧勝した
フクム(Hukum)がいる。
2021年6月にデビュー。同年7月に無傷4連勝で重賞初制覇を果たし、続くムーランドロンシャン賞でG1初制覇を飾った。そこからも破竹の勢いは止まらず、最終的にはデビューから10連勝、G1・6連勝の大記録を打ち立てた。通算成績は11戦10勝。