阪神JFへの関東エリアの
ステップ重賞として創設されて今年で11年目。過去の連対馬から、
アユサン、
レッツゴードンキ、
メジャーエンブレム、
リスグラシュー、
ラッキーライラック、
ソダシ、
サークルオブライフと、後のGIホースが多く輩出されている。
1.中距離タイプの種牡馬に注目
14年に9番人気で勝利した
ココロノアイは
ステイゴールド産駒で、15年に12番人気で勝利した
デンコウアンジュは
メイショウサムソン産駒。他も、
ハーツクライ、
オルフェーヴル、
ディープインパクト、
エピファネイアなど、中距離タイプの種牡馬の産駒が活躍する傾向にある。
2.差し・追い込み有利
昨年は4角8番手から
サークルオブライフが差し切って勝利。また、19年は9頭立ての8番手から
リアアメリアが追い込みを決めて勝利し、18年は4角13番手から
シェーングランツが差し切り勝ちを決めた。さらに15年には、後に逃げ切りでGIを2勝する
メジャーエンブレムを
デンコウアンジュが4角11番手から差し切った。
3.前走上がりに注目
過去10回の成績を前走上がり順位別で見てみると、上がりが1位だった馬は[7-6-2-44]で複勝率25.4%、2位は[2-2-3-24]で複勝率22.6%、3位は[1-1-2-14]で複勝率22.2%だが、4・5位は[0-1-2-13]で複勝率18.8%、6位以下は[0-0-1-25]で複勝率3.8%。
ダノンバラード産駒
ミシシッピテソーロに期待したい。今回と同舞台の新馬戦、
ダリア賞といずれも最速の上がりを使って連勝しており、実績は登録メンバー中最上位。その後も調整は順調で、今回も堅実に差してきそうだ。