今年の6月、
ナシュワとのコンビで仏
オークスを制し、女性騎手初の欧州クラシック制覇を成し遂げたホリー・ドイル騎手が今週から初来日。
今シーズンは91勝を挙げ、夫のトム・マーカンド騎手と並んで英国リーディング2位タイとなるなど大活躍。日本馬には、2019年より英国を拠点に活躍していた
ディアドラの引退レース、バーレーンインターナショナルTに騎乗した経験がある。
今回は来日前のH.ドイル騎手にインタビュー。日本の短期免許を取得した理由ほか、来日後に楽しみにしていることを伺います。
「日本の皆さん、こんにちはホリー・ドイルです。この秋、日本に行きます!」
──短期免許の場所として日本を選んだ理由は?
「ここ数年、日本馬の世界における活躍はすごいです。日本競馬全体が発展していると思います。夫のトム・マーカンドもずっと行きたいと言ってました。2人とも受け入れて頂き、大変誇りに思っています」
──騎手になったきっかけ
「両親が騎手です。子供の頃から馬やポニーに囲まれて育ちました。そのような環境にいたので、早くから他に目もくれず“騎手になりたい!”と思っていました」
──騎手としての強みは?
「逆境への強さだと思います。競馬界に長くいて、難しい状況に立ち向かい結果を残す力がついたと思っています」
──騎手としての夢は?
「
エプソムでダービーを勝つこと。そしてリーディングジョッキーになることです。もちろん日本のレースでも勝ちたいです!」
──夫と同じレースで勝利を争うというのはどのような感覚ですか?
「昔からなので慣れました。最近はG1を含む高いレベルの舞台で戦うことが増えました」
──競馬以外で、日本でどのようなことを楽しみしていますか?
「日本食と日本文化を体験できたら嬉しいです。日本で会いましょう!」
(取材協力:At the races)