仏・英で芝1200mの2歳G1を連勝していた
ブラックベアード(牡2、
Blackbeard)が、右膝の故障により、当初予定していたブ
リーダーズカップへの出走を断念し現役を引退することとなった。
クールモアがホームページ上で発表した。
ブラックベアードは父
No Nay Never、
母Muirin、母の父
Born To Seaという血統の愛国産馬。数々の名馬を輩出する名門・A.オブライエン厩舎の管理馬。
今年4月にデビューを迎え、3連勝で重賞制覇。今年8月にモルニ賞(仏G1)を勝利しG1初制覇を達成すると、続く9月のミドルパークS(英G1)を快勝しG1・2連勝を飾っていた。4月から9月までコンスタントに出走しており、2歳馬ながら通算成績は8戦6勝。
8戦中7戦で鞍上を務めたR.ムーア騎手は同馬について、短い期間で出走を重ねる中で改善を続ける
タフネスと、快速を裏付ける卓越した脚の回転数に触れ、「とてもエキサイティングな馬でした」とコメントしている。