10月29日(土)に東京競馬場で行われる第11回
アルテミスS(GIII)に出走予定の
リバティアイランド(牝2、栗東・
中内田充正厩舎)について、追い切り後の
中内田充正調教師のコメントは以下の通り。
「まだ成長途上な子で、(初戦は)新馬でどういう走りをするかと思っていましたが、思った以上に切れてくれましたね。反動はありました。疲れが出ていましたし、暑い時期に輸送と競馬を経験して、疲れは少し見られました。
暮れのGIを逆算し、馬の体調と回復度を見て、このあたり(
アルテミスS)が一番適切ではないかと思って、オーナーサイドと相談させてもらい、ここに決まりました。
1週前追い切りは、騎手に乗ってもらい、感触(の確認)と、動かしてもらいました。やはり休み明けの感がありますし、レース間隔が開いていますし、まだ動ききれないな、と思いました。
(今日は)先週よりひとつ良くなっている感じがありますし、今日の追い切りで状態が上がってくれれば、という内容ですね。
左回りは経験していますが、東京はまた違う舞台ですから、どういう競馬になるかな、というところです。
(輸送は)新潟を経験していますが、その時は理由がわからないままだったと思いますが、今回は馬がどういう反応をしてくれるかですね。
ドゥラメンテ産駒、というよりも、この馬自身が、気の強いところ、自分を持っているところがあります。気の強い女の子なので、気分を害さないことを頭に入れながら調整しています。
ここでまたひとつ注目を浴びる馬になってくれればと思っています。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI