北海道新ひだか町の競走馬総合商社「株式会社ジェイエス」が主催する「繁殖馬セール」が10月26日、新ひだか町の北海道市場で開催された。
194頭(受胎馬156頭、未供用含む空胎馬38頭)の上場で159頭(受胎馬129頭、空胎馬30頭)が取引され、総額985,017,000円(税込み)を記録した。
最高落札価格馬は
クリソベリルを受胎している「
エターナルディーバ」の62,700,000円(税込み)。同馬は
父キングカメハメハ、
母ミラクルレジェンドという血統の6歳馬。(有)
ミントが激しい競り合いを制している。
なお、空胎、未供用馬では
JRA3勝馬の
ダンツエリーゼ(5歳、父
キズナ)の37,400,000円。こちらは(有)矢野牧場によって落札されている。
セール終了後、服部社長は「競走馬市場が活性化したことで、質の高い繁殖牝馬が集まったことが追い風になった」と好調だった市場を振り返った。