阪神11Rの第65回MBS賞スワンステークス(3歳以上GII・芝1400m)は4番人気
ダイアトニック(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分19秒8(良)。1馬身差の2着に10番人気
ララクリスティーヌ、さらにアタマ差の3着に11番人気
ルプリュフォールが入った。
ダイアトニックは栗東・安田隆行厩舎の7歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母トゥハーモニー(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は25戦9勝。
レース後のコメント
1着
ダイアトニック(
岩田康誠騎手)
「スタートがカギな馬で、前回も出てくれましたし、今回も他の馬以上に出てくれて、どこでもポジションを取れるところにいられました。抜け出す時も速かったですし、そこからも余裕がありました。前回はGIで4着に来てくれていたので、ここでは負けられないという気持ちで乗っていました。
きょうは走り切った感があります。厩舎サイドやスタッフがこれだけ馬を作ってくれたので、次に向けていい
ステップになったと思います。馬も気持ちよく栗東に帰れるのではないでしょうか」
2着
ララクリスティーヌ(
菅原明良騎手)
「レースとしては濃いメンバーで2着でしたし、良く頑張ってくれました。騎乗としては思った競馬はできませんでしたが、力をつけてくれていて良い伸びでした」
3着
ルプリュフォール(
武豊騎手)
「上手く折り合いもついて、ラストも良く伸びています。ゴール前で前の馬がヨレたのが痛かったですね」
4着
トゥラヴェスーラ(
鮫島克駿騎手)
「立ち回りはスムーズでした。詰まるところなくインを捌けました。ただ、1400mだともうひと溜めがいるのかもしれません。今日はスムーズすぎて、最後にキレませんでした」
5着
キングオブコージ(
浜中俊騎手)
「距離を短縮しましたが上手に競馬をしてくれました。着順ほどは差の無いレースでした。距離を詰めて57キロで、内容は悪くありませんでした」
6着
ロータスランド(
岩田望来騎手)
「それほど前進気勢がなく、休み明けという感じでした。絶好のポジションでしたが、これからというところで遅れてしまいました。それほど負けていませんし、目標としている次のレースで結果が出ればと思います」
8着
サブライムアンセム(
福永祐一騎手)
「前に有利な流れになりました。折り合いも問題なく脚も溜まっていました。ただ、展開の助けのいる馬ですから、流れにもう少し乗せたかったですね」
14着
ケイデンスコール(
北村友一騎手)
「返し馬からいい
バランスで走れませんでした」
ラジオNIKKEI