11月3日に
盛岡競馬場で行われる重賞・
OROカップ(9R、芝1700m)に、
JRA所属時に重賞を制した5頭を含む好メンバーが集結した。なお、当日の
盛岡競馬場では10Rから12RにかけてJBC競走が開催される。
主な出走馬は下記の通り。
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トーセンスーリヤ(牡7、大井・
橋本和馬厩舎)
2017年10月に
大井競馬場でデビューし、後に
JRAへ移籍した。5歳時の4月にオープン入りを果たし、同年の
新潟大賞典(GIII)で重賞初制覇。昨年7月の
函館記念(GIII)で2つ目の重賞タイトルを手にしている。
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コズミックフォース(牡7、大井・
藤田輝信厩舎)
2018年1月の
京成杯(GIII)で重賞初挑戦ながら2着に好走すると、同年のダービー
トライアル・
プリンシパルS(OP)を制覇。続いて挑んだ
日本ダービー(GI)では単勝16番人気の伏兵評価ながら3着に好走した。5歳時に南関東へ移籍。昨年の
勝島王冠を制し重賞初勝利を飾った。
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ウインイクシード(牡8、大井・
宗形竹見厩舎)
2019年8月の札幌開催で3勝クラスを制しオープン入りを果たすと、一昨年の
中山金杯(GIII)で2着、昨年の同レースで3着、続く
中山記念(GII)で3着と、重賞で幾度も好走していた。半妹には昨年の
目黒記念(GII)覇者
ウインキートスがいる。
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トウショウドラフタ(牡9、金沢・
佐藤茂厩舎)
2015年6月に東京競馬場で迎えたデビュー戦を制し、同年11月のからまつ賞(500万下)、翌2016年の
クロッカスS(OP)を連勝。続く
ファルコンS(GIII)を制し、3連勝で重賞制覇。
皐月賞馬
アンライバルドの初年度産駒で、父に産駒初の重賞タイトルをプレゼントした。
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アトミックフォース(牡6、船橋・
山下貴之厩舎)
2018年7月に福島競馬場でデビュー。2着が3回続いた後、4戦目に初白星を挙げた。2020年2月にオープン入りを果たすと、続く
新潟大賞典(GIII)で
トーセンスーリヤの2着に好走した。今春、船橋競馬に移籍。今年7月の
せきれい賞で重賞初制覇を飾っている。
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ロードマイウェイ(牡6、岩手・桜田浩樹厩舎)
3歳時の6月から破竹の連勝街道に乗り、1勝クラスからオープンクラスへ駆け上がると、重賞初挑戦となった2019年の
チャレンジC(GIII)を制覇。5連勝でタイトルを手にした。2020年の
大阪杯(GI)や昨年の
ジャパンカップ(GI)にも出走しており、今夏から
地方競馬へ移籍している。
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マウントゴールド(牡9、岩手・桜田康二厩舎)
3歳時の夏に中央でデビュー後、ホッカイドウ競馬へ移籍。3勝を挙げて
JRA再転入を果たすと、5歳時の5月に準オープンを勝ち上がった。続く
小倉記念(GIII)では重賞初挑戦ながら3着に好走、続く
オクトーバーS(OP)で勝利を飾り、同年の
チャレンジC(GIII)で2着となった。昨年5月には
都大路S(L)でオープン2勝目を挙げている。
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リッジマン(牡9、岩手・
千葉幸喜厩舎)
2015年6月にホッカイドウ競馬でデビュー。後に
JRAへ移籍した。2018年の
ダイヤモンドS(GIII)では格上挑戦ながら2着に好走。2018年の丹頂S(OP)でオープン戦を勝利し、続く
ステイヤーズS(GII)で重賞初制覇。ダート1000m戦でデビューし、芝3600mの重賞を制したことで話題となった。
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ロードクエスト(牡9、大井・
村上頼章厩舎)
2015年6月のデビュー戦を勝利し、続く
新潟2歳S(GIII)で重賞初制覇。翌2016年の
NHKマイルC(GI)では2着に好走、
日本ダービーにも出走した。その後も同年の
京成杯AH(GIII)、2018年の
スワンS(GII)を制するなど、短距離・マイルの重賞路線で長く存在感を示した。