8月20日に小倉競馬場で行われた2歳新馬戦を圧勝した
ヤマニンウルス(牡2、栗東・
斉藤崇史厩舎)は、11月26日に東京競馬場で行われるカトレアS(2歳・OP・ダ1600m)へ向かう。
ヤマニンウルスは父
ジャスタウェイ、
母ヤマニンパピオネ、母の
父スウェプトオーヴァーボード。半兄は今年3月にOP入りを果たした
ヤマニンサンパ。また同牝系からは2003年の三冠牝馬
スティルインラブや2007年
オークス馬
ローブデコルテなどが出ている。
新馬戦の勝ち時計1分44秒3(稍重)は小倉ダート1700mの
JRA2歳レコードタイムであり、後続につけた『4.3秒差』は
JRA平地競走における史上最大着差だった。
また、同レースの2着馬
ゴライコウは11月3日に
門別競馬場で行われた
JBC2歳優駿(JpnIII)を2馬身半差で完勝し重賞タイトルを獲得している。新馬戦で圧巻のパフォーマンスを見せた期待馬が迎える2戦目に要注目である。