◆第58回
福島記念・G3(11月13日、福島競馬場・芝2000メートル=良)
秋の福島競馬場で行われる伝統のハンデ重賞は16頭で争われ、10番人気の
ユニコーンライオン(牡6歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父ノーネイネヴァー)が
国分優作騎手を背に逃げ切り、21年
鳴尾記念・G3以来となる重賞2勝目をあげた。勝ち時計は2分0秒2。矢作厩舎は昨年、
パンサラッサで制しており連覇となった。
2着は3番人気の
サトノセシル(牝6歳、美浦・
堀宣行厩舎、父フランケル)、3着が1番人気の
アラタ(牡5歳、美浦・
和田勇介厩舎、
父キングカメハメハ)が入った。3連単10万7530円の波乱。
国分優作騎手(
ユニコーンライオン=1着)「馬主さんには多くのチャンスを頂いていたので、重賞を勝っていてトップハンデということは一番強いということなので自信を持って乗りました。枠順が決まった時点でスタートだけは誰にも負けないようにと思っていましたが、それにしても馬が素晴らしかった。馬の邪魔をしないように何とか粘ってくれと思っていました。後続は全然眼中になかったです。(自身が)やっと長い距離で勝てました」
スポーツ報知