マイルGIを3勝している
ソダシだが、このレースに登録している他のGI馬4頭とはいずれも初対決。勝利してマイル王の座を確かなものにすることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/20(日) マイル
チャンピオンシップ(3歳上・GI・阪神芝1600m)
ソダシ(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)は今年の
ヴィクトリアマイルなどマイルGIを3勝している白毛の
ヒロイン。前走の
府中牝馬Sに関しては最後差されて2着だったが、ここに向けた前哨戦という意味では上々の内容。阪神JF、
桜花賞でGIを2勝している阪神マイルで強豪牡馬ら撃破を狙う。鞍上は
吉田隼人騎手。
サリオス(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)は2019年の
朝日杯FSを優勝し、20年も
皐月賞、
日本ダービーで2着、
毎日王冠を圧勝と活躍。その後はもう一歩の走りが続いていたが、今年6月の
安田記念で3着、前走の
毎日王冠で1着と、ここにきて勢いを取り戻しつつある。
朝日杯FSを戴冠に導いたR.ムーア騎手との久々のコンビでGI・2勝目なるか。
シュネルマイスター(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)は昨年の
NHKマイルCを制して世代のマイル王に輝き、古馬GIもマイルでは常に馬券圏内に好走。昨年のこのレースに関しても、
グランアレグリアに食い下がって2着となっている。前走の
スプリンターズSは初の1200mで流れに乗り切れず9着に敗れたが、得意の条件に変わって巻き返しを期待できるだろう。鞍上は
C.ルメール騎手。
その他、今年の
NHKマイルC覇者
ダノンスコーピオン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)、前走の富士Sでマイル重賞3勝目を挙げた
セリフォス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)、今年の
マイラーズC勝ち馬
ソウルラッシュ(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、
関屋記念を勝利し3連勝中の
ウインカーネリアン(牡5、美浦・
鹿戸雄一厩舎)、昨年の3着馬
ダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。