4月24日の
チャンピオンズマイル(香G1)を制し、香港競馬史上最多賞金獲得馬となった
ゴールデンシックスティ(
Golden Sixty、セ7、香・K.ルイ厩舎)が、現地時間11月20日にシャティン競馬場で行われるジョッキークラブマイル(香G2)で始動戦を迎える。香港ジョッキークラブがホームページ上で発表した。
ゴールデンシックスティは
父Medaglia d'Oro、
母Gaudeamus、母の
父Distorted Humorという血統の豪州産馬。
2019年3月にシャティン競馬場のハンデ戦でデビュー。翌2020年1月に重賞初制覇後、香港クラシックマイル・香港クラシックC・香港ダービーを制覇し史上2頭目の香港4歳三冠を達成した。同年の
香港マイル(香G1)では前年覇者
アドマイヤマーズらを破り、国際G1初制覇。同年の香港
年度代表馬を受賞した。
翌2021年も勢い止まらず、
香港マイルでは
サリオスらを破って連覇を達成。
サイレントウィットネスの持つ香港馬の最多連勝記録(16連勝)に並ぶなど大活躍し、2年連続で香港
年度代表馬に選出された。その後連勝記録は16で途絶えたが、今年4月の
チェアマンズT(香G2)と
チャンピオンズマイルを連勝。獲得賞金は1億1340万600香港ドル(約18億5800万円)となり、
ビューティージェネレーションの持つ香港馬の獲得賞金記録を更新した。
今年6月に東京競馬場で行われた
安田記念(GI)に出走を表明していたが、
チャンピオンズマイル勝利後に熱中症のような症状が出たため、オーナーとトレーナーによる協議が行われ出走を回避していた。通算成績は24戦21勝(うち国際重賞12勝)。