東京11Rの第27回
東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GII・芝1800m)は5番人気
ガストリック(
三浦皇成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒8(良)。クビ差の2着に2番人気
ダノンザタイガー、さらに半馬身差の3着に1番人気
ハーツコンチェルトが入った。
ガストリックは美浦・
上原博之厩舎の2歳牡馬で、父
ジャスタウェイ、
母エーシンエポナ(母の
父Curlin)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
ガストリック(
三浦皇成騎手)
「まずは、新馬でいい勝ち方をしたあとの大事な重賞レースを任せていただいたオーナーに感謝します。しっかりものにするぞと、この馬と大きいところを目指していくという気持ちで追い切りに2週間乗せていただきました。
非常に良い背中をしていて、まだ緩さがあって頼りない部分もありますが、スピードに乗ったときの沈み方に関しては『なかなかこんな馬はいない』という感触を受けていたので、レースを楽しみにしていました。
初戦は後方から外を回す競馬でしたが、今回は馬群の中から間を割って、次の大きな舞台につながるいいレースができたと思います。(この出世レースを勝った意味は大きい?の問いに)それは間違いないと思っています」
(
上原博之調教師)
「馬の様子を見て、何もなければ次は
ホープフルSに向かいたいと思います。まだ良くなる可能性がある馬です。王道を行ってくれたらと思います。将来、楽しみです」
2着
ダノンザタイガー(
川田将雅騎手)
「素晴らしい背中をしている馬です。プラス12kgで、まだまだ成長する余地を残しているなか、2戦目より遥かに良い内容で動いてくれました。来年の春が楽しみです」
3着
ハーツコンチェルト(
松山弘平騎手)
「スタートの一歩目で出られず、距離短縮で忙しくなってしまいました。それでもすごい馬で、差を詰めてくれました。申し訳なかったです」
4着
ドゥラエレーデ(R.ムーア騎手)
「素直な馬で乗りやすかったです。ゲートもスムーズに出て、良い位置でレースができました。最後に疲れてしまいました」
5着
フェイト(
福永祐一騎手)
「ベストの位置で競馬ができましたが、最後は伸び切れませんでした。脚がないわけではありませんが、それを使い切れていない感じです」
9着
ロッククリーク(C.
ルメール騎手)
「引っ掛かったり、モタれたリ、馬の調子が良くなかったです。
パニックになっていました」
10着
テンカノギジン(
戸崎圭太騎手)
「気性が激しくなりそうな馬です。後ろから行くのは決めていましたが、他の馬を気にしていました。オンとオフがはっきりしていると思います」
11着
タイセイクラージュ(
横山武史騎手)
「返し馬の時から、新馬戦と比べて別馬という感じでした。右側のハミしか噛まず、コントロールができませんでした」
ラジオNIKKEI