シャフリヤールに注目したい。5着に敗れた
天皇賞・秋から巻き返し、GI3勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/27(日)
ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)
シャフリヤール(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)は昨年の
日本ダービー馬で、今年3月には海外遠征をして
ドバイシーマクラシックを優勝。前走の
天皇賞・秋は帰国初戦ということもあってか反応が一息で5着に敗れたが、明け2戦目となるここで巻き返しを狙う。鞍上はC.デムーロ騎手。
ダノンベルーガ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)は2月の
共同通信杯でデビュー2連勝。その後世代GIでは
皐月賞4着、
日本ダービーでも4着と涙を呑んできたが、休み明けにして古馬初挑戦となった
天皇賞・秋で3着に好走し改めて力を示している。これまで先着されてきた馬が不在で、かつ斤量55kgで挑めるここなら戴冠のチャンスは十分あるだろう。
オネスト(牡3、仏・F.シャペ厩舎)は7月に芝2400mのパリ大賞(仏G1)を優勝、9月には2000mの
愛チャンピオンS(愛G1)で2着と中距離路線で頭角を現している
フランケル産駒。
凱旋門賞10着からの臨戦となるが、実績からすれば十分通用して良く、鞍上に
C.ルメール騎手を据えてきた点からも不気味な存在だ。
その他、
京都大賞典を制した
ヴェラアズール(牡5、栗東・
渡辺薫彦厩舎)、昨年の
オークス馬
ユーバーレーベン(牝4、美浦・
手塚貴久厩舎)、2020年の三冠牝馬
デアリングタクト(牝5、栗東・
杉山晴紀厩舎)、2年連続の参戦となる
グランドグローリー(牝6、仏・G.ビエトリーニ厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。