11月23日(祝・水)に
浦和競馬場で行われる
浦和記念(3歳上・JpnII・ダ2000m)。同時期に開催される
チャンピオンズカップ(GI)に有力馬が流れることも多いが、例年実力拮抗の好メンバーが揃う。
ケイアイパープルや
ラーゴムが人気の中心になりそうだが、
JRA重賞3勝の
スワーヴアラミスや、南関重賞3勝の実績馬
ランリョウオーなど地方馬も粒ぞろいで、好勝負が期待出来そうだ。発走予定日時は23日(祝・水)の15時25分。主な出走馬は以下の通り。
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ケイアイパープル(牡6、栗東・
村山明厩舎)
昨年8月に
阿蘇Sを勝利して以降、掲示板を外さず安定した走りが続く。今年2月の
佐賀記念で重賞初制覇を飾ると、5月の
平安SではGI馬
テーオーケインズの2着に入るなど強豪相手にも引けを取らない走りを見せた。前走の
白山大賞典では3コーナーで先頭に立つ強気の競馬で2馬身半差の快勝。小回りの浦和コースなら持ち味の先行力としぶとさが活かせるだろう。
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ラーゴム(牡4、栗東・
斉藤崇史厩舎)
デビューから今年2月の
京都記念までは芝路線を歩み、3歳春に
きさらぎ賞を制したほか、昨年11月には
アンドロメダSで古馬相手にリステッド競走を制した。ダート転向2戦目の吾妻小富士Sで早くもダート初勝利を飾り、前走の
白山大賞典では初の
地方競馬出走ながら2着に好走。クラシック候補にも挙がった素質馬がダートでもタイトル奪取狙う。
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タービランス(牡9、浦和・
水野貴史厩舎)
年齢を重ねるに連れて大舞台での活躍が増え、昨年の
浦和記念で8歳にして初めてダート
グレード競走で連対。今年2月の
川崎記念で競走中止して以降、長期休養に入っていたが、9月に復帰し初戦の武蔵野OPで2着、続く
埼玉新聞栄冠賞で4着と、以前と変わらず安定した走りを見せている。
浦和記念3度目の挑戦で古豪が悲願のダート
グレードタイトルを掴むか。
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スワーヴアラミス(牡7、大井・
荒山勝徳厩舎)
今年の
東海Sなど重賞3勝を挙げ、春には
帝王賞にも出走したビッグネームが大井に移籍。今年5月の
平安Sでは今回も人気の一角を担う
ケイアイパープルや、後に
帝王賞を制す
メイショウハリオとコンマ差の競馬をしており十分チャンスが有りそうだ。前走は不慣れな小回りコースを克服して転入初戦を貫禄勝ち。地方移籍をきっかけにもう一花咲かせたい。
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ランリョウオー(牡4、浦和・
小久保智厩舎)
全日本2歳優駿で2着に入り、3歳時には
羽田盃で3着に好走するなど世代の中心で活躍。今年4月の幸OP勝利をきっかけに本格化し、5月の
大井記念ではGI/JpnI馬3頭を破り古馬重賞初制覇を飾ると、9月には初距離を克服して
東京記念を制し南関東のビッグレースを連勝。久々の地元戦となった前走は不覚を取ったが、巻き返して強力
JRA勢撃破に臨む。
その他にも
レパードSで2着に好走した
タイセイドレフォン(牡3、栗東・
西村真幸厩舎)、
JBCクラシックで4着に入った
クリノドラゴン(牡4、栗東・
大橋勇樹厩舎)、今年2月の
川崎記念で2着に好走した
エルデュクラージュ(セ8、船橋・
川島正一厩舎)などが出走予定。