2020年の
函館記念(GIII)などを制した
アドマイヤジャスタ(牡6、栗東・
石坂公一厩舎)が
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道勇払郡安平町のノーザン
ファームで乗馬となる予定。24日、
JRAがホームページ上で発表した。
アドマイヤジャスタは父
ジャスタウェイ、
母アドマイヤテレサ、母の
父エリシオ。半兄に2014年の
コーフィールドC(豪G1)や2013年の
ダイヤモンドS(GIII)などを制した
アドマイヤラクティがいる血統。
2018年6月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。後の
ラジオNIKKEI賞(GIII)覇者
ブレイキングドーンから3馬身差の2着に好走した。続く7月の未勝利戦を勝ち上がると、10月の紫菊賞(500万下)で2連勝。同年12月の
ホープフルS(GI)では
サートゥルナーリアから1馬身半差の2着となった。
3歳シーズンには牡馬クラシック競走である
皐月賞、
日本ダービーにも出走した。古馬入り後、2020年の
函館記念(GIII)では単勝15番人気の伏兵評価を覆して大外から差し切り重賞初制覇。同競走の2着馬は単勝13番人気の
ドゥオーモで、馬連は13万1670円、三連単は343万2870円の波乱決着となった。通算成績は24戦3勝。