地方競馬主催者、全国競馬主催者協議会、日本
中央競馬会、
地方競馬全国協会が合同で「全日本的なダート競走の新たな体系整備」を28日、都内で記者会見を開いて発表した。
既に発表されている通り3歳3冠競走のラストは
ジャパンダートダービーから改称され、このたび
ジャパンダートクラシックとなることが決まった。
羽田盃(4月下旬)、
東京ダービー(6月下旬)、
ジャパンダートクラシック(10月上旬)が3歳ダート3冠競走として、いずれも大井で実施される。それに伴い
ブルーバードカップを1月中旬に新設し、
雲取賞、
京浜盃などもJRA交流競走とする。また、ユニコーンSの負担重量は別定から馬齢に変更された。
2、3歳の短距離は
兵庫チャンピオンシップを1400メートルに変更することが既に発表済み。それに向けて2歳秋から3歳春にかけて高額賞金の「重賞級認定競走(
ネクストスター)」を各主催者・ブロックで実施し、
兵庫チャンピオンシップの優先出走権が争われる。
古馬の短距離路戦は、
さきたま杯(浦和)をJpn2からJpn1に昇格し、上半期の頂点競走として位置づける。
古馬の中距離路線は
川崎記念を現行の1月下旬から4月上旬へ移行。古馬牝馬路線は大井で開催されてきた
TCK女王盃を
兵庫女王盃として園田で開催する。
これらの新競走体系は2歳が来年、3歳以上は2024年から開始される。
提供:デイリースポーツ