阪神ジュベナイルフィリーズ(12月11日・阪神芝1600m)に特別登録している
リバティアイランド(栗東・
中内田充正厩舎)。デビュー戦の推定上がりが31.4秒をマークしたこともあり、続く
アルテミスSでは単勝1.4倍の断然人気を集めたが2着。ただ、勝ち馬とはクビ差だから、ここで注目を集める存在であることは間違いない。
今朝30日はレースに向けた1週前追い切り。
川田将雅騎手が跨り、Dコースの芝馬場での併せ馬。
ジャカランダレーンが先行して、それを追いかける形。4コーナーでは馬場中央を通り、外にいた相手との差を少しずつ詰めていく。
最後の直線に向くと、1馬身ちょっとのところに迫り、ラスト1F標識あたりではほぼ並んでいた。そこから相手を突き放す、ということはなかったが、手応えは楽な感じで同入。相手よりも優勢な手応えには見えた。
時計は5F64.6〜4F50.1〜3F36.5〜2F22.6〜1F11.3秒。道中も決して力んでいるわけでないのに、この時計はさすがのスピード。1週前追い切りが芝馬場はデビュー戦の時と同じ調教パターンでもあり、ここに向けて順調なのは間違いない。
(取材・文:井内利彰)