◆モイル(12月4日、中京1R・2歳未勝利・ダート1800メートル=3着)
道中は中団の内ラチ沿いで追走。なかなか前が空かなかったが、残り200メートルで進路を確保してからは、勢いよく脚を伸ばした。勝ち馬と同タイムの上がり38秒6で、3着まで差し込んだ。
初騎乗の
永島まなみ騎手は「まだ非力な部分があって、スタートダッシュがうまく決まりませんでしたが、内でロスなく運べました。1番の
コパノスタンリーの後ろに入ってしまって、直線に向くまで追い出すタイミングがなかったぶん、1、2着馬とは離されてしまいました」と振り返った。
デビューから13、9着と振るわなかったが、3戦目にして砂替わりで一変した。同騎手は「狭い中でも初めてのダートをこなしてくれました。ダートだと前進があると思います」と期待。よりスムーズに運べれば、初勝利は近いはずだ。(水納 愛美)
スポーツ報知