12月18日(日)に阪神競馬場の芝1600mで行われる、
朝日杯フューチュリティステークス。1週前特別登録の時点で19頭がエントリーしているが、その中の1頭、
京王杯2歳Sの勝ち馬
オオバンブルマイ(栗東・
吉村圭司厩舎)が今朝7日、レースに向けた1週前追い切りを行った。
朝一番のCWで3頭併せ。前方には2歳新馬の
ヘイチャンプと
フレイムソードがいて、それらを追いかける展開。6F標識を先頭で通過した
ヘイチャンプからは2秒くらい後ろ。ただ、3コーナーから4コーナーにかけて、しっかりと加速したことで、最後の直線に向いた時には、もう並びかけそうな勢い。
外2頭の様子を見ながら、少しずつ手綱を緩めるだけで、脚色は完全に優勢だった。ゴールでは同入に見えたが、ゴールを過ぎて、1コーナーへ入った時には大きく2頭を突き放している。
時計は6F83.1〜5F67.8〜4F52.0〜3F36.6〜2F23.3〜1F11.7秒。数字としてはさほど目立たないが、いくら相手が新馬だったとはいえ、圧巻の動きを披露。先週の坂路での追い切りでは、今回コンビを組む
C.ルメール騎手が跨って、4F51.4秒をマーク。新馬、重賞と連勝しているが、その勢いは止まりそうにない。
(取材・文:井内利彰)