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調教師転身の福永祐一 馬優先主義を徹底「競走馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」

スポニチ
  • 2022年12月08日(木) 13時21分
 JRAは8日、令和5年度調教師免許試験(新規)合格者を発表。日本ダービー3勝(18年ワグネリアン、20年コントレイル、21年シャフリヤール)を挙げ、武豊横山典弘に次ぐ現役3位のJRA通算2613勝(8日現在)を誇る福永祐一(45)が合格した。騎手としてのキャリアに来年2月末にピリオドを打ち、同3月から調教師として新たな一歩を踏み出す。

 合格発表後、福永は栗東トレセンで会見を行った。「目標とするレースは特には定めていないけど、やはり馬にとって一番可能性のあるレースを選択していった結果、大きいレース、ダービー、ジャパンカップもそうですけど、海外のレースも含めた中で一番、馬にとってベストな選択ができる調教師でありたい」と話した。

 目標の調教師も特に設定しているわけではない。「騎手として多くのトップトレーナーとの関わりを持たせていただいた。そういった方々の技術を目の当たりにもしてきた。そういったところを自分なりに参考にしながら、自分のスタイルを築きあげていきたいなと思っている」とし、「一頭の馬に深く関わりたい、関わりを持てる責任のある仕事につくことがこれからできるので、競走馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」と意気込んだ。

 ◇福永 祐一(ふくなが・ゆういち)1976年(昭51)12月9日生まれ、滋賀県出身の45歳。96年に栗東・北橋修二厩舎所属でデビュー。。99年桜花賞(プリモディーネ)でG1初制覇。11年最高勝率騎手、13年最多勝利騎手最多賞金獲得騎手などのタイトルを獲得。18年にワグネリアンに騎乗し、19度目のチャレンジでダービー初制覇を成し遂げ、20年コントレイル、21年シャフリヤールを合わせて日本ダービー3勝。JRA通算1万9351戦2613勝、うち重賞159勝(G1・34勝)。1メートル60、52キロ。血液型B。

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