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有馬記念・G1」(25日、中山)
JRAは8日、
有馬記念ファン投票(有効投票総数413万7049票)の最終結果を発表した。
天皇賞・春と
宝塚記念で22年G1・2勝を挙げる
タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田)が36万8304票で堂々の1位に輝いた。2位は21年の覇者
エフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸)、3位には
天皇賞・秋を制した3歳馬
イクイノックス(牡、美浦・木村)が続いた。
フルゲートは16頭。11日に最終登録を行った馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられ、残る6頭は出走馬決定賞金順で決まる。
タイトルホルダーが春の
宝塚記念に続くファン投票1位の座に輝いた。21年は同3位だったが、栗田師は「ありがたいですね。そういう馬になったと責任を感じます。去年(5着)と見られ方も変わってくる。ただ、だからといって(調整で)変わることはありません」と感謝を伝えた上で気を引き締める。
凱旋門賞11着以来の国内復帰戦に向けて、8日は美浦Wで単走。馬場の大外を回り、機敏なフットワークで6F83秒9-37秒1-11秒8を記録した。指揮官は「海外帰りなので確認したいところが多かったけど、こちらの思い通りに良くなっている。走るフォームだったり、落ち着きが出てきたり。少しずつ上がってきた」と順調な仕上がり具合に満足げだった。
来週の1週前追い切りには主戦の横山和が騎乗する予定。現役古馬王者として、そしてファン投票1位に応えるためにも、恥ずかしいレースはできない。
提供:デイリースポーツ