「
有馬記念・G1」(25日、中山)
暮れの
グランプリに今年も豪華な顔触れがそろった。歴代最多得票数36万8304票を集め、堂々ファン投票1位に支持された
タイトルホルダーが主役を張る。前走の
凱旋門賞では11着と大敗したが、
天皇賞・春と
宝塚記念を連勝した走りは、間違いなく現役最強と言えるものだった。満を持しての国内復帰戦。再び強さを見せつけ、頂点に君臨するか。
このままでは終われない昨年覇者
エフフォーリアが追う。王道を突き進むはずだった春は、
大阪杯9着↓
宝塚記念6着とまさかの結果に。その後は北海道に放牧して、悪い流れを一度
リセット。栄光から1年-。連覇で完全復活を遂げたい。
春のクラシックは
皐月賞、ダービーとも2着で涙をのんだ
イクイノックスだが、ひと夏を越して
天皇賞・秋でG1初Vを達成。まだキャリア5戦の3歳馬。伸びしろしかない。
破竹の3連勝で
ジャパンCを制した
ヴェラアズールは、間違いなく勢いはナンバーワンだろう。
エリザベス女王杯Vの
ジェラルディーナは
母ジェンティルドンナとの母子制覇が懸かる。来年2月での騎手引退を発表した福永は、
菊花賞2着馬
ボルドグフーシュとのコンビで最後の
グランプリに挑む。
提供:デイリースポーツ