2014年に
朝日杯FSが中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつ
ホープフルSが用意され、17年からはGIに昇格。それに伴い、このレースの様相は「2歳マイル王決定戦」というものに変わってきている。
1.前走4角位置に注目
阪神開催になった14年以降で、前走の4角を1番手で通過していた馬は[0-0-1-15]で複勝率6.3%と不振。また、5番手以下だった馬も[1-4-2-49]で複勝率12.5%と苦戦気味。4角2〜4番手だった馬の成績が良い。
2.前走1着馬が強い
前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。阪神開催になった14年以降の過去8回は、すべて前走1着だった馬が勝利していて、2着も5頭、3着も6頭が前走1着馬だった。
3.多頭数経験
過去8回で、前走の頭数が8頭以下だった馬は連対率7.7%、9〜11頭だった馬は連対率10.2%、12〜14頭だった馬は連対率11.8%、15頭以上だった馬は連対率23.8%。今回が多頭数であることも関係してか、多頭数を経てきた馬の成績が良い。
オオバンブルマイはデビュー2戦ともに内を突く器用な立ち回りで勝利。近親にス
プリンターが多いため1ハロンの距離延長がどうなるか未知数だが、多頭数を捌けるのは強みで今回も上位争いを期待できると見た。