12月18日に阪神競馬場で行われる
朝日杯FS(2歳・GI・芝1600m)。2歳王者の座をかけて、今年は17頭がゲートイン予定だ。
昨年の同競走の出走メンバーを見返すと、後に出世を遂げる馬が多い。勝ち馬は今年の
日本ダービー覇者
ドウデュースで、その鞍上には
武豊騎手。同騎手にとって初の
朝日杯FS制覇ということもあり、大きな話題を呼んだのが記憶に新しい。
2着馬
セリフォスは今年の
マイルCSを3歳馬ながら制覇。3着の
ダノンスコーピオンは
NHKマイルCを制し、5着の
ジオグリフは
皐月賞を勝利した
クラシックウィナーだ。なんと掲示板内の5頭のうち4頭が後にGIを勝利しており、正に大出世レースだったようだ。
それ以降の着順でも、6着の
トウシンマカオが
京阪杯で古馬相手に勝利を収め、重賞馬の仲間入り。7着の
ドーブネは今月に3勝クラスを強い勝ち方で突破してオープン入りを果たしており、8着の
プルパレイも
ファルコンSを制した重賞ウィナーだ。現時点でも伝説の
朝日杯FSと言って差し支えないだろう。
昨年同様、今年も後のGI馬が出走メンバーに潜んでいるかもしれない。来年以降の馬券のヒントにするべく、勝ち馬以外のレースぶりにも注目してみたいところだ。