中山11Rの第8回
ターコイズステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝1600m)は2番人気
ミスニューヨーク(
M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒5(良)。クビ差の2着に4番人気
ウインシャーロット、さらにアタマ差の3着に12番人気
フィアスプライドが入った。
ミスニューヨークは栗東・
杉山晴紀厩舎の5歳牝馬で、父キングズベスト、
母マンハッタンミート(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は22戦6勝。
レース後のコメント
1着
ミスニューヨーク(
M.デムーロ騎手)
「前走はスペースがなくてもったいない競馬でしたが、今回は上手くいきました。中山が好きで、馬場も合っています。スタートは出ましたが、二の脚が遅かったです。それでも良い位置に付けられました。良い瞬発力があるので、ごちゃつかないように外へ出しましたが、とても良い脚でした」
(
杉山晴紀調教師)
「昨年は内枠で出遅れて後方から大外を回る形でしたが、今日は外枠で、枠なりで行けました。内、外から挟まれると気にするところがあるとジョッキーも言っているように、外差しが合っているのだと思います。 斤量も昨年から2キロ増えているのに、何とか勝ち切ってくれました。
体重の変動は元々、少ない馬ですが、古馬になって安定してきました。来年は6歳になります。今後については相談して決めたいと思います」
2着
ウインシャーロット(
石川裕紀人騎手)
「レースの流れもこの馬向きで、満を持して追い出しましたが、勝った馬はこの舞台を得意としていて、良い目標にされたようです。馬はよく頑張ってくれました」
3着
フィアスプライド(
大野拓弥騎手)
「スムーズに外から競馬をして、
ゴーサインを出してギアが上がるところなど、初めて乗りましたが、この馬自身、力をつけているのだと感じました。今日の感じならオープンでもやれると思います」
5着
ママコチャ(
松山弘平騎手)
「枠順も良く、スタートもしっかりと出ました。逃げ馬の後ろで脚を溜める、得意な形のレースでしたが、少し力みがあったぶんか、弾け切れませんでした。まだ成長できる馬だと思います。次に期待したいです」
12着
ローザノワール(
田中勝春騎手)
「さすがに中山の1600mは流れがきつかったです。(これがラストランで)無事に終われて何よりです。よく頑張ってくれました」
14着
ライティア(
三浦皇成騎手)
「スタート良く、絡まれずに単騎で行けました。右回りは内にモタれるところがあるので、左回りの方が良いかもしれません」
15着
スカイグルーヴ(
C.ルメール騎手)
「スタートで躓いて、良いポジションが取れませんでした。道中も他馬に邪魔されるところがあり、今日はフル
パワーで走れませんでした」
ラジオNIKKEI