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タリア出身のトップジョッキー、ランフランコ・デットーリ(52)が17日、来年いっぱいで引退すると発表した。英国
メディア「ITVレーシング」のインタビューで「2023年がジョッキーとして最後の年になる」と明らかにした。
85年に見習騎手としてデビューし、その後、数々の記録を打ち立てた。94年に233勝、95年に216勝、04年に192勝を挙げ、英リーディングに3度、輝いている。
欧米、アジアと国を問わず多くのG1タイトルをものにし、今年も
ドバイターフ(
ロードノース)や
ドバイワールドカップ(
カントリーグラマー)、
ジャックルマロワ賞(
インスパイラル)を制した。
ジャパンCウイークや短期免許での来日経験も豊富。
ジャパンC3勝(96年
シングスピール、02年
ファルブラヴ、05年
アルカセット)、
ジャパンCダート(02年
イーグルカフェ)を含め、
JRA通算24勝をマークしている。
15日に52歳になったばかりだが近年の成績が示すように衰えとは無縁。輝きを放ったまま、ステッキを置く決断を下した。自身のツイッターを更新し「最終章が始まります。最後のひと押しを」とつづった。
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