調教師試験に合格し、来年2月で騎手引退となる
福永祐一が18日、阪神で偉業を達成した。
4R・2歳未勝利(芝1800メートル)を
ショウナンバシット(牡=須貝)で制し、9R・高砂特別(ダート1200メートル)は
ラヴケリー(牝4=高柳大)で鮮やかなイン強襲を決めた。
自身が保持していた史上最長記録をさらに更新する13年連続年間100勝。「エージェントが何とか年間100勝できるように一生懸命、いい馬を集めてくれたおかげで達成できたと思います。川田さんからは自分がいる時に達成してくれと前から言われていたので、ご希望に添えて良かったです」とし、「馬の頑張りが自分の勝ち星をもたらしてくれたのだと思います。区切りの勝利は年間100勝が最後になるのかなと思っていたので。何とか続けてこられた数字なので達成できて良かったです。来年3月までジョッキー
福永祐一なので一生懸命、1つ1つ丁寧に今までやってきたことを積み重ねていきたい。3月でステッキを置くことになるけど、真面目でいいジョッキーがたくさんしのぎを削って、いいレースを見せてくれている。引き続き応援よろしくお願いします」と話した。
武豊は92〜00年に9年連続年間100勝を達成した後、フランスに長期遠征した01年に記録が途絶え、02〜09年にも8年連続で年間100勝を達成している。
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